毎日ムック 病院最前線2022の専門医アンケート「医者の体験談」より
役に立つ情報や伝えたいことのうち「公共の場で、突発的な人命救助」について、ご回答いただいた一部をご紹介いたします。
※ご回答いただいた原文のまま掲載しております。



「医者の知恵袋」   「医者のホンネ」   ▶「医者の体験談」 


飛行機に一緒に搭乗していて、てんかんを起こした人の救急対応を行った

愛知県 67歳 男性 名古屋共立病院 若林俊彦
近所に停車している救急車に3度ほど同乗し、当時勤めていた大学病院に搬送した。帰りは電車で帰らないといけないのですが。。。

兵庫県 45歳 男性 大井クリニック T.O.
バイク事故で頭蓋骨骨折をした人 溺れている人を助けました。

北海道 72歳 男性 とまこまい脳神経外科 髙橋 義男
一度だけある。電車内で失神した患者さんを介抱・対応し、救急隊に引き継いだ。患者さんにさほど重症感はなかった。

北海道 42歳 札幌心臓血管クリニック Y.T.
義父の葬儀の際に、葬儀屋さんが失神発作を起こし、私が診察したところ、不整脈であったので、救急隊にその旨を伝え、循環器内科に搬送してもらいました。 それを見ていた娘がそれをきっかけに医学部を目指し、現在医学部4年生です。

北海道 53歳 男性 Hijet Truck
卒後1年目の特急内での、「お医者さんいらっしゃいますか?」コール 卒後3年目の飛行機内での、「お医者さんいらっしゃいますか?」コール いまは、自分が医師であることを表にだしません。

大阪府 66歳 男性 あいどく
近所の主婦が家の前で倒れており,初期対応と救急要請を行った。結果的に脳出血であった。

兵庫県 66歳 男性 関西労災病院 川端 岳
旅行先で交通事故に遭遇→心肺停止していたためCPR処置を行ったことがある。(滋賀県)

福岡県 47歳 男性 新小文字病院 H.K
ロンドンから日本に向かうANAの機内で、てんかん発作?を起こした方が、当座の治療で回復されました。

福岡県 69歳 男性 TT
なし 眼科なので

東京都 40歳 男性 K HY
ある。ほぼ始発の新幹線の中、20歳前後の朝まで遊んでましたって感じの女性が痙攣発作で意識消失(てんかん?)。気道確保し品川駅で駅長室まで運んだ。JRから感謝状は来なかった。

東京都 45歳 男性 D・N
医師になって5年目くらいの時に街中で食道静脈瘤破裂の患者さんが吐血した場面に出くわし、救急車に乗ってそのまま、病院までゆき、治療を手伝ったことがあります。

東京都 48歳 男性 府中恵仁会病院 ヤマモトサトシ
スキューバダイビングに船で行った際、同じ船のお客さんがダイビング中に溺れてしまい、救急処置をしたことがあります

東京都 48歳 女性 A.S.
積極的に救助していた看護師を、遠巻きにサポートした

東京都 45歳 男性 S
実家のお祭りで帰ったときに、観光客で道に倒れている人がいて、嫁(ナース)と介助した。脱水と低血糖発作をだったので、飴とアクエリアスを飲ませ救急隊に引き渡した。

東京都 44歳 男性 M・U
研修医時代アメリカの空港で痙攣を起こした人の救助しました。 気道確保のみで痙攣改善し良かったです

東京都 44歳 男性 東京医療センター 矢木康人
ありません

東京都 35歳 男性 T・N
飛行機内で具合の悪い人が出て「医者はいないか?」のアナウンス。家族からの視線も感じ、手をあげた。飛行機内では基本的に何もできないことを実感。幸い、軽症で改善。

東京都 65歳 男性 東京国際大堀病院 M.O.
工事現場で、掘った穴の中で作業をしていた作業員が生き埋めとなり、ドクターカーにて救命処置に向かい、救命処置を行いながら大学病院に搬送をしたことがあります。

長野県 60歳 男性 
留学に向かう飛行機の中で「お医者さんか看護師の方はいませんか」との機内アナウンスがありました。どうしようか迷っていると、看護師である妻が即座に立ち上がり、私を引っ張って行きました。幸い軽い気分不良のみの方でしたが、ほとんど妻が仕切っていました。航空会社からトラベルセットをもらいました。正確には人命救助ではありませんが。

大阪府 57歳 男性 大阪赤十字病院 脳神経外科 橋本憲司
路上で倒れている人がいた際にたまたま通りかかった他院の看護師さんと連携して処置にあたった。二人とも救急処置に精通していたから救急車到着までの対応ができた。

大阪府 51歳 男性 A.N
電車の中で吐血した患者を救急車を呼んで介助したこと

大阪府 53歳 男性 JCHO大阪病院 O.M
スーパー銭湯(客)、鉄道内(乗客)、タクシー(タクシー運転手)内、などで倒れた人(全て脳卒中)を救助、救急搬送したことがある。全員救命できた。

大阪府 男性 Y・U
3度ほど。一度は終電後の南海難波駅で心肺停止患者を救命し、後日、医師ながら消防から表彰を受けた

大阪府 47歳 男性 
公共の場ではありませんが、武蔵小杉病院時代のある日「コードブルー、分娩室」が鳴り、産科医、助産婦、麻酔科医、外科医(私)などが分娩室に集まって来ました。助産婦は勇敢に妊婦の上に飛び乗り、お腹を一生懸命に押していました。しばらくすると赤ちゃんの鳴き声が聞こえ、無事に出産したことが分かりました。私は出産後の腹部診察を任されましたが、自分の無力さに比べ、対照的に勇敢な助産婦の姿を今でも覚えています。

千葉県 58歳 男性 日本医科大学千葉北総病院 渡邉 昌則
新幹線で「急患がいます。お医者様はいますか?」とアナウンスがあったので車掌室に行ったらすでに10人くらいいた。

静岡県 54歳 男性 
車で引かれた患者様が道路で倒れたいて、意識が無く脈も触れない為心臓マッサージを行っていた。偶然通りかかった看護師が車を降りて来て一緒に行った事

静岡県 58歳 男性 
何回もありあります。そんな時には、研修医の時に、いろいろな科を回っておいて良かったと思います。また、ある程度救急外来に携わってきたのも良かったのかもしれません。

神奈川県 57歳 男性 毎日医師
銀行の待合スペースで心肺停止になった患者さんに心臓マッサージをして助けたことがあります。 東京消防庁から感謝状をもらいました。

東京都 62歳 男性 なすドクター
新幹線で失神した患者に対応したことはあります。最初、横にいた高齢の方に大丈夫ですかと声をかけたら、先にきていた医師で恥ずかしい思いをしました。

神奈川県 46歳 男性 HT
たまたまかもしれませんがそういう状況に出くわしたことがありません.

神奈川県 41歳 男性 
駅で目の前の人が突然意識消失、救急隊がくるまで気道確保などしたころがあります。

神奈川県 57歳 男性 
新幹線の車内で狭心症発作の方がいて、駆けつけてニトロールを持ってい方たはいないかと叫んだところ、持っている乗客がいて、頂いて投与し、事なき世を得た。念のため静岡駅に臨時停車して病院搬送となりました。

神奈川県 63歳 男性 池上整形外科 池上亮介
通勤途中に自転車とバイクの接触事故に出くわし、救急隊が来るまで応急対応をしたことがあります。 食堂で糖尿病の患者さんが低血糖発作で倒れた方がいて、アイスコーヒーに使用するガムシロップを飲ませて対応したことがあります。

滋賀県 53歳 男性 我が道をいくDr
飛行機の中で、めまいを起こして倒れた患者様の初期対応を行った。

埼玉県 42歳 男性 
浪人が決まって上京した時の東京駅でいきなり目の前でバタンと男性が倒れて奥さんが悲鳴をあげていました。今思えばおそらくくも膜下出血だったんだと思いますが、その時に「お医者さん急患です!意識がないです!」と代わりに叫んだら、わらわらと数人のお医者さんが来てくれて、あれはカッコ良かったです。以来、新幹線などで放送あったときには駆けつけてます。これまで2回ほど急患で新幹線止めました。

東京都 49歳 男性 さいたま赤十字病院 泉亮良
リレーマラソンに参加していて、心停止で倒れたランナーの心マ→AEDで蘇生した経験があります。研修医たちと3人で実施しましたが、のちに消防署から感謝状も彼らといただきました。病院で蘇生しても何もありませんけどね(^^)

広島県 62歳 男性 
飛行機の中で呼吸困難になった人がいて診察した。結果的には過換気症候群であった。 飲食店で意識消失した客を救急車で病院に連れて行った。

群馬県 51歳 女性 
幸いなことに出くわしたことがありません。

群馬県 45歳 男性 S・O
新幹線車内で痙攣を起こされた方の対応をしたことがあります。医師が3-4人集まり、最も若手と思われる方が先導して処置に当たられていました。

京都府 50歳 男性 
飛行機内でのドクターコールに、自信ないながら立ち上がったこと。すでに他の医師が解決してくれていたが・・

京都府 61歳 男性 K.K.
飛行機の中で「お客様の中にお医者様がおられましたらご連絡下さい」というのに反応したことが二度あります。両方とも過換気でした。一度は感謝状みたいのが送られてきて、一度はカタログギフトみたいなのが送られて来ました。航空会社は別だったと思いますが、お礼は会社によってさまざまだなと思いました。

宮城県 59歳 男性 ベガルタイーグルス
新幹線の中で。 診察して、新幹線を通過駅で止めて、患者さんをおろして救急隊員に預けたこと。

宮城県 51歳 男性 東北公済病院 井上 宰
某海水浴場で溺水した少年に対してハイムリッヒ法で呼吸を再開させた。

宮城県 57歳 男性 総合病院 HS
あります。
・お寿司屋さんで誤嚥した患者さんを救命しております。その時は掃除機を使いました。
・これと同じ出来事が、ある会合の会食中にも遭遇し、救命しました。

岐阜県 74歳 男性 大垣整形外科 古川武光
大学病院勤務時代に、教授のお供でドイツの国際学会の復路、飛行機で離陸した途端に意識消失した方がいて、ドラマのようにCAが医師を探しにくる、教授命令で診察に.しかし、エンジン音で聴診器は役に立たず.点滴をとって1時間おきに診察に.大事には至らなかったが、ほぼ当直勤務状態だった.

岡山県 50歳 男性 M.Y.
休日自宅にいた時に幼馴染の母親が心肺停止となり、救命処置を行った。 残念ながら助けられなかったが、幼馴染には感謝された。

千葉県 58歳 女性 
そういう場に出くわしたことがありません。

茨城県 50歳 男性 筑波記念病院 相野谷武士
ある。
飛び降り自殺をしようとした人の腕を掴んで救った。

愛媛県 65歳 男性 愛せる母・スピリチュアルクリニック 白石俊隆
温泉で失神した人を介抱しようとしたら、「いつものことなので大丈夫です。」とやんわり息子さんに断られたことが1回あります。

愛媛県 41歳 男性 E S.Y
目の前で車と自転車の接触事故。
その場を仕切ったことが一度ありました。

愛知県 40代 男性 
神様は人を見ています.コイツには任せられないと思われているのでしょう.私にはそういった経験がありません.

愛知県 53歳 男性 あいち小児センター ORE
山奥のホテルで心肺停止患者を救助したことがあります。

愛知県 ヒグチヨシトシ

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