毎日ムック 病院最前線2022の専門医アンケート
「医者の知恵袋」より
役に立つ情報や伝えたいことのうち
「かかりつけ医の定義」について、ご回答いただいた一部をご紹介いたします。
※ご回答いただいた原文のまま掲載しております。
気楽に専門以外と思われる部位や臓器の不具合を相談できる医師がいるところ。専門以外は診ないっというところは、かかりつけ医には成り難い。
熊本県 49歳 男性 Y O
患者が気にしていること、心配していることをまず相談する医師。
健康を維持するために、時には厳しく指導する医師。
北海道 40歳 男性 砂川市立病院 松谷 健一
いわゆるかかりつけ医は開業医さんです。受診に紹介状の必要な総合病院の担当医ではなく、紹介状を書く側の開業医さんが、いわゆるかかりつけ医ということになります。ただ末期癌の治療などをおこなっている場合には、総合病院の担当医であってもいわゆるかかりつけ医になると思いますので、絶対的なものではありません。
北海道 48歳 男性 A TS
慢性疾患や生活習慣病などの治療を普段行っている医師
但し、医療が高度化・細分化して患者の要求水準も上がっており、患者全ての疾患を個人で管理するのは困難になってきている。
北海道 66歳 男性 A.S
小さな事でも気兼ねなく相談できて、必要な際には紹介のルートがしっかりしている病院。
北海道 52歳 男性
お一人ごとで受け取り方が違うとは思いますが、脳卒中であれば、定期的に脳に関して検査や診察をする医師でなく、その原因となる高血圧症など基礎疾患を診る医師がかかりつけ医だと思います。
兵庫県 50歳 男性
居住地の近くで専門外も含め、様々な分野の身体的、精神的な症状の診断から治療また健康維持の相談に乗ってくれる医師、医療機関。
兵庫県 49歳 男性 Berinice
患者側から普通に要望すればよい。
兵庫県 66歳 男性 関西労災病院 川端 岳
私は、いつも患者さんに「かかりつけ医はどなたですか」と問いかけています。 患者さん自身が、困ったときに頼れる「かかりつけ医」を決めていない場合がとても多いです。一般的には、内科クリニックが妥当です。患者さんには、めまい、食あたり、かぜ、便秘、花粉症、予防接種、健康診断など担当してもらえるクリニックを決めておくように説明しております。
福島県 53歳 男性 K
何か不調や不安が生じた時に、診療時間や曜日を左程気にすることなく受診できる医療施設(クリニックや医院)で、忌憚なく相談できる信頼のおける医師がいること。
総合基幹病院の医師を「かかりつけ医」とするのは無理がある。
福岡県 58歳 男性 国家公務員共済組合連合会 浜の町病院 松角宏一郎
クリニックなどの開業医。疾病、健康について信頼して頼れる医師。価値観、人生観まで親身に相談に応じてくれる医師。
福岡県 58歳 男性 TH
1.病気や怪我ですぐに受診できること
2.広く浅く診療し、必要があれば専門医を紹介できること
3.多病で複数の医療機関を受信している場合は、薬局も含めて全体を調整・まとめられること
福岡県 66歳 男性 k病院 k
自分が居住する地域にあり、自身や家族の健康のことについて相談することができる医師のこと。
定期受診をするような疾患がない場合は、患者側も医師側も「かかりつけ」の関係が確認しづらいため、そう言われてしまった会話の中でも、「○○先生をかかりつけ医だと思っています」と明確に伝え、コミュニケーションをとっておく。
福岡県 39歳 男性 S・M
かかりつけ医とは何か困った時に相談する医師であると思います。基本的には予約なしの診療でも気軽に診てもらえるような開業医であると思います。総合病院や大学病院の役割は開業医とはやはり異なるため、かかりつけ医は開業医である方が望ましいと考えます。
基本的には医師・患者関係はお互いの信頼の元に成り立つので、複数回の受診の後に
福岡県 38歳 男性
何かあった時にまず相談に行く医院
富山県 42歳 男性 A.C
直接言う。
自分は先生がかかりつけ医と思っています。
これからも定期診察、治療、助言お願いします。
富山県 48歳 男性 厚生連高岡病院 Masanori Kotake
眼科でいうと近所の入院施設を持たない医院
眼科でいうと手術をしていないところのほうが
忙しくないのでいいかもしれません
東京都 40歳 男性 K HY
文献的には、「健康に関して何でも相談でき、必要な時には専門の医療機関を紹介してくれる身近にいる医師」になるのでしょうが、日本においては制度として確立されていないので、現実問題として高頻度に診察してもらっている医師が”かかりつけ医”となるのでしょか。
東京都 51歳 男性 下北沢病院 長崎和仁
定期的に通っている医師のことです。整形外科医でも内科の疾患を相談できるのがかかりつけ医
東京都 54歳 男性
気軽にかかれる、自宅のそばにある町のクリニック。すぐに相談に乗ってくれ、対応できなければ、適切なところに紹介してくれるDr。
大きい病院のDrにかかりつけ医になってもらうことは、病院の役割上おかしいと思います。
埼玉県 43歳 男性 TKNM
健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと
東京都 54歳 男性
既往歴や治療歴を把握している総合家庭医
島根県 59歳 男性 S.K
かかりつけ医とは、通常、通院、診察、処方を受けている医療機関の担当医と思います。 現在、病院ごとにその病院の役割が決められているため、通常、通院している医療機関のほか、手術などの行ってもらった医療機関の担当医とも関係を保つことが重要です。
長野県 60歳 男性
病気だけではなく家族関係や性格など全人的に把握してもらえている相談役。
専門性はなくともあらゆる疾患に対して最低限の初期対応ができ、必要に応じて適切な医療機関に紹介できるスキルが必要。
長崎県 49歳 男性 まー
かかりつけ医とは自宅に近くにあり、感冒など軽い症状でも気軽に受診できて、相談しやすく、専門的な精査や加療が必要であれば適切な施設への紹介もしてくれるところ。
大阪府 51歳 男性 A.N
アメリカで言うFamily Doctorと考えています。近くの開業医でなんでも相談できる先生。
千葉県 57歳 男性 NK
「かかりつけ」ということをお互いに口頭で確認するまでは、「かかりつけと思われる医」に過ぎないと思います。
千葉県 42歳 男性 H・H
日本医師会では,健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のことを「かかりつけ医」と呼んでいます。自宅の近くで評判の良い, 総合的な内科診断能力を持つ医師を「かかりつけ医」に選びましょう。専門治療が必要になった時の紹介先を考えると,地域医療支援病院の指定を受けている大きな病院との連携登録医証を玄関に掲げている医療機関を選ぶのも一つの目安です。
千葉県 58歳 男性 日本医科大学千葉北総病院 渡邉 昌則
2-3ヶ月に一回は受診していること、内服薬を総括して処方していること、住所が近いこと
静岡県 59歳 男性 S病院 HM
普段定期的に通院している病院の医師。一般的には開業医の医師を指すと思われるが、専門科の医師しか通院していない場合にはその医師がかかりつけ医になってしまうと思われる。
静岡県 40歳 男性
「先生を信頼しておりますので、私のかかりつけ医になって頂けないでしょうか?」と直球で、お伝えするのが良いと思います。その時のポイントは、「かかりつけ医」という単語を必ず入れることです。何となく匂わせる様な内容ですと医師の方でも、その患者さんが「かかりつけ医」になって欲しいのか分かりませんし、もしかしたら、もっと頻繁に通院していらっしゃる医院が他にあるかもしれないと思ってしまうからです。
神奈川県 57歳 男性 毎日医師
かかりつけ医は、非常に曖昧な定義になりますが、原則、クリニック等で、全身のチェックを行っていただく医師となるかと思われます。大学病院や総合病院では、専門性に特価しているため、多くのことを相談しにくい環境となります。ただ、話を聞いてくれる、意思疎通ができる医師とは、かかりつけ医と思ってよいのではないでしょうか?
神奈川県 Kaneko Kenjiro
長期に服薬が必要な高血圧や糖尿病などの治療を継続しながら、その他の健康に関する相談ができる地域の医師.
秋田県 55歳
科にかかわらずプライマリケアを行ってくれる医師
山口県 52歳 男性
困ったことがあった時にすぐ相談できる距離(関係)にある医師。医療制度から、基幹病院の医師では難しく、クリニックの先生であると思います。
山口県 54歳 男性 TM
気軽に相談できる先生(クリニックでいいし、大病院の先生でもいいと思う)
山形県 44歳 男性 H.O
かかりつけ医とは、病期が安定した段階での継続診療を行う医師のことです
クリニックもしくは療養型病院の医師が該当します
急性期型病院の医師は、かかりつけ医とはなりません。
かかりつけ医を見つける方法は、病院からの逆紹介を頂くと簡便です。
埼玉県 58歳 男性 料理好きのパパ
定期的に通院している医院・クリニックがかかりつけ医であって、1年に1回や数年に1回など不定期に通院している医院・クリニックはかかりつけ医には該当しないと思います。
埼玉県 45歳 男性 医療法人熊谷総合病院 Y・N
お近くの開業の先生が適任だと思います。
かかりつけ医になってもらう方法としては、率直にお願いしてみてはいかがでしょうか?
埼玉県 56歳 男性 深谷赤十字病院 新田宙
かかりつけ医は、「何かあったら先ずそこに相談する」という開業医の先生であると思います。現在の日本の診療体制は、かかりつけ医が専門的医療が必要とした患者さんを総合病院や大学病院に紹介するシステムとなっています。ですので、総合病院や大学病院の専門家が「かかりつけ医」の役割を果たすことはありません。
昭和の感覚で、「一回診てもらった事があれば掛かりつけ」というのは今は都会ほど通じない概念だと思います。
東京都 49歳 男性 さいたま赤十字病院 泉亮良
定期的(月1-2回程度)に受診して治療を受けている症例と考えている。年2-3回、或いはそれ以下の受診回数しかない症例はかかりつけとは言えないであろう。
埼玉県 61歳 男性 至聖病院 中やん
専門外と言わず、問題の解決方法について、より良い方法について一緒に考えてくれる医師だと思います。
佐賀県 51歳 男性
いわゆる全人的に診てくれる医師だと思います。できれば全身の診られるせんしが良いでしょうが、たて、ご自身の専門以外の相談でも、紹介するなどして、きちんと対応していただける先生のことを指していると思います。
広島県 62歳 男性
個人の全身の健康状態、既往歴、治療歴、服薬歴などを把握している。風邪、咳症状、発熱、腹痛、腰痛、頭痛、めまいなどの軽い体調の変化を気軽に相談できるような関係。
広島県 男性 K・M
自分の病気のことを幅広く相談できる医師。基本的には総合病院の医師ではなく開業医がその役割を担う。
開業医(かかりつけ医)に相談し、その症状の原因を調べたり治療してもらうために専門的に紹介してもらう。落ち着いたらまた開業医(かかりつけ医)にみてもらう。
群馬県 51歳 女性
例えば月に1回位程度など、定期的に一人の医師(主治医)の診察を受けている場合に、私はかかりつけの患者と考える。
複数の医師にいろいろな部位、疾患で診察を受けている場合でも、定期的に受診がある場合はかかりつけの患者と考える。しかし、一定期間(例えば3か月とか半年以上など)受診がない場合は、かかりつけとは考えない。
群馬県 56歳 男性 H.K
患者さんの気持ちで決まると思います。
群馬県 58歳 男性 目指せSub3.5
お互いの信頼関係があることが最低限の定義と考えます.
かかりつけ医だと思っていた医師からそのようなことを言われてしまった時点で信頼関係はなくなりますし、もともとなかったということだと思います.かかりつけ医になってもらうということではなく、何度か診察してもらう中で自然とそうなっていく、そういう関係になっていくものではないでしょうか.そうならないようなら他医を考慮せざるを得ないと思います.
京都府 44歳 男性
かかりつけ医は、受診するのに紹介状の必要な病院ではなく、自宅そばの診療所、クリニックのドクターにお願いすると便利だと思います.診療所、クリニックのドクターは喜んでかかりつけ医になってくれると思います.
京都府 45歳 男性 京都九条病院 梶川佳照
複数回の受診歴があり、医師とのコミュニケーションが十分にできているか否か。近所に住んでいるとか複数回通院するだけで「かかりつけ」とは言わない。自身の要求だけを通して、医療従事者の説明や指示を受け入れない人はかかりつけとは認めてもらえない。病態や治療方針を、患者と医療側がお互いで把握し理解し合っていることが「かかりつけ」という意味。
京都府 47歳 男性
1-2ヶ月毎に外来を受診し健康状態を管理している医師。
6ヶ月後、1年後の予約受診はかかりつけ医ではない。
宮城県 44歳 男性 I
かかりつけ医は基本的に開業医、クリニックの医師になってもらうのがいいかと思っております。総合病院の医師のところに通院していても、総合病院の医師は自分の専門しか分からないことが多いので、患者さんの相談に乗ってあげられないと思われます。
宮城県 51歳 男性 東北公済病院 井上 宰
定義は日常的に全身を診てくれる医師。役割は必要な時に適切な医師を紹介すること。
茨城県 52歳 男性 シンガードクター
私は定期的に全身状態を把握させていただいている方を「かかりつけ」としている。
愛媛県 43歳 男性 N.N.
定期的に診察し病状を把握している医師。
ドクターサーフィンせず、ここならと決めて信頼関係を築くこと。
愛知県 68歳 男性 kt.
・患者さんの身近にいて何でも気軽に相談できるお医者さんでしょうか。
・大学病院の先生ではあり得ませんね。
・かかりつけ医は医師が決めることではなく、患者さんが決めることだと思います。
愛知県 58歳 男性
少なくともクリニックであること
ある程度の年齢になった近くのクリニックをかかりつけ医にすべきである
総合病院の医師はかかりつけ医にはなれない
総合病院の医師をかかりつけ医にする方法はない
愛知県 47歳 男性 A.N.
健康のことで困って相談したいときに、自分がかかっている病院で一番先に思い浮かぶ医者のこと
かかりつけになって貰うよう直接お願いする。
その先生の専門分野以外でも広く医学的知識を持って相談に乗ってくれる先生がいいと思います。
愛知県 61歳 男性 小牧市民病院泌尿器科 KO
かかりつけ医であることの医師・患者間の確認をする
愛知県 61歳 男性 A.H