毎日ムック 病院最前線2023のアンケート「医者のホンネ」より
「日本と海外の医療の違い」について、ご回答いただいた一部をご紹介いたします。
※ご回答いただいた原文のまま掲載しております。



最新機器の導入が遅い。5年以上のラグがある。
手術の上手さは日本人が圧倒的に上です。
国民皆保険制度。

奈良県 49歳 男性 医療法人桜希会東朋八尾病院 奥田真義
一人の医師が、一人の患者に対してなるべく責任を持とうとするシステムが、日本特有の物だと感じます。患者様にメリットが大きいシステムだと思います。おかげで、医師の働き方改革は全くといっていいほど進んでいません。日本人にとっては、日本の医療以上によい海外医療は無いと思います。海外の医療は、分業が進んでいると感じます。医師側にメリットが大きく、ライフワークバランスは保ちやすい環境にあるともいます。

広島県 男性 O
日本は国民皆保険があるため、いつでもどこでもある程度平等の医療を受けることができる。高額医療制度もあり、収入にかかわらず病院を受診し治療を受けることができる。一方、海外は、かかりつけ医制度などのプライマリケアや家庭医療などが日本よりも進んでいる。

福岡県 39歳 男性
日本(の場合)
・センター化しておらず、一人あたりの症例数が少ない(外科)。
・手術ができなくても外科医になることができる。
・医局制度が存在。
・在院日数が著しく長い。

神奈川県 64歳 男性

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