医師がサージョンコンソールと呼ばれる操縦席に座り、3D画像を見ながら遠隔操作によってアームや内視鏡カメラを動かして手術を行います。手ぶれを補正したり、カメラが患部を立体的に捉えて拡大することが出来るため、肉眼では見えないような微小血管や神経などを見ながら手術を行うことが可能です。また、身体への負担が軽いため術後の回復が早く、合併症や再発のリスク軽減が期待できるのも利点です。食道がんや胃がん、直腸がんは、早期に治療すれば治癒することが可能な病気です。2018年には食道がんと胃がん、直腸がんも保険適用となり、高精度なダヴィンチ手術を受けやすい環境となっています。