手術支援ロボットなどの低侵襲手術を実施
安全・確実な手術体制を目指す

　当院は、1988年沖縄市に開設以来「生命だけは平等だ」の基本理念をもとに、地域が安心して暮らしていけるよう、当院の診療の根幹である24時間365日救急対応、断らない医療を堅持し、皆さま方の健康を守り続けてまいりました。
　2016年北中城村への移転を機に、病院の規模を大幅に拡大。災害拠点病院に指定され、県内でも大規模の屋上ヘリポートを設置し、災害時の対応、そして本島北部地域・離島の高度救命医療が必要な救急患者さまへの迅速な対応も可能となり、救急医療の守備範囲も拡大いたしました。最新医療及びがん診療にも力を入れており、各種最新手術にも対応可能な移動型CTを備えたハイブリッド手術室、精密で侵襲の少ない手術を可能にした手術支援ロボット「ダヴィンチ」を完備し、各領域の専門医師及び医療スタッフの充実ともに病院機能も拡充させております。2022年には、約25年外科医として大腸外科を中心に診療を行ってきた消化器外科部長内間医師が着任したことで消化器外科診療が大幅に向上いたしました。
　特に大腸がんの手術は、手術支援ロボットを使用した手術で行い、早期に社会復帰・自宅療養できる医療を目指した低侵襲手術に積極的に取り組んでいます。熟練の専門スタッフが治療を担当し、手術だけでなく多様化した治療法の中から、患者さまにより適している治療法をご理解を得ながら行います。ダヴィンチを用いた手術の詳細を知りたい、またはその手術をご希望になられる方は、当院外科までお気軽にご相談ください。