愛媛大学医学部
愛媛大学大学院医学系研究科
脳神経先端医学講座准教授
和昌会 貞本病院
脳疾患先端医療センター部長
伊賀瀬 圭二
日本脳神経外科学会認定
脳神経外科専門医
多職種の医療スタッフが連携するチーム医療
“切らない”脳神経外科治療
「集束超音波治療(FUS)」を実施
愛媛大学医学部は、「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」の基本理念を掲げ、医療人の育成に努めてまいりました。県内唯一の医学部および特定機能病院として、高い水準の医療を患者さまに提供することを目指し、スタッフが万全の体制で一丸となり懸命に従事しています。
2017年に脳神経外科の関連講座として『脳神経先端医学講座』を開設し、准教授の伊賀瀬圭二医師が中心となって、“切らない”脳神経外科治療である集束超音波治療器を用いた本態性振戦の治療を確立することを目指し、日々治療情報を更新し、患者さまに最新の治療を提供できるよう努めています。本態性振戦とは、手のふるえが起こり日常生活に支障を来す病気です。原因不明の病気で、内服薬を使用しても症状の改善しない患者さまに、集束超音波治療器を用いて、頭蓋骨の外から、最大1024本の超音波ビームを、ふるえに関連する経路である視床という脳の一部分に集束させ、ふるえの症状を軽減させる治療を行います。患者さまの身体的負担を軽減させ早期社会復帰も可能にしています。本態性振戦の患者さまに本治療を施行し、26例中20例(76.9%)※で中等度からほぼ完全な改善効果が得られ、永続的な合併症は認めておらず、治療奏効率も上がってきています。治療は、サテライトオフィスである貞本病院に設置されている集束超音波治療器を用いて行っています。本治療および研究成果を通して、多くの患者さまが安らかな日常生活を取り戻せるよう、日々努力しております。 ※2017年7月〜2022年12月
※2023年1月31日掲載時点の情報です。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
病院詳細
愛媛県東温市志津川454
089-964-5111
https://www.m.ehime-u.ac.jp/
ギャラリー
アクセス
伊予鉄道横河原線 愛大医学部南口駅から徒歩5分
現在地から病院までのルート >>>
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多職種の医療スタッフが連携するチーム医療
愛媛大学医学部は、「患者から学び、患者に還元する教育・研究・医療」の基本理念を掲げ、医療人の育成に努めてまいりました。県内唯一の医学部および特定機能病院として、高い水準の医療を患者さまに提供することを目指し、スタッフが万全の体制で一丸となり懸命に従事しています。“切らない”脳神経外科治療
「集束超音波治療(FUS)」を実施
2017年に脳神経外科の関連講座として『脳神経先端医学講座』を開設し、准教授の伊賀瀬圭二医師が中心となって、“切らない”脳神経外科治療である集束超音波治療器を用いた本態性振戦の治療を確立することを目指し、日々治療情報を更新し、患者さまに最新の治療を提供できるよう努めています。本態性振戦とは、手のふるえが起こり日常生活に支障を来す病気です。原因不明の病気で、内服薬を使用しても症状の改善しない患者さまに、集束超音波治療器を用いて、頭蓋骨の外から、最大1024本の超音波ビームを、ふるえに関連する経路である視床という脳の一部分に集束させ、ふるえの症状を軽減させる治療を行います。患者さまの身体的負担を軽減させ早期社会復帰も可能にしています。本態性振戦の患者さまに本治療を施行し、26例中20例(76.9%)※で中等度からほぼ完全な改善効果が得られ、永続的な合併症は認めておらず、治療奏効率も上がってきています。治療は、サテライトオフィスである貞本病院に設置されている集束超音波治療器を用いて行っています。本治療および研究成果を通して、多くの患者さまが安らかな日常生活を取り戻せるよう、日々努力しております。 ※2017年7月〜2022年12月