腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術を駆使した
精度の高い低侵襲手術を目指す

当院は、「生命だけは平等だ」徳洲会理念のもと24時間365日、救急医療を中心に地域医療に貢献すべく尽力してまいりました。大阪府がん診療拠点病院として、外科的治療、放射線治療、がん相談支援センター、セカンドオピニオン、緩和ケアチームなど、多岐にわたり地域のがん患者さまのため、がん治療水準の向上に努めています。特に消化器疾患の患者さまに対して、各種がんの手術をガイドラインに従って標準的な手術を安全確実に行うことを第一目標に、傷口が小さく整容性の高い腹腔鏡下手術、腹部にひとつの孔を開けて行う単孔式腹腔鏡下手術、最新の医療機器を駆使したロボット支援下手術など、患者さま一人ひとりの容態に合わせて、経験豊富な専門医がより適切な治療法を選択しています。
　また、徳洲会グループのスケールおよびメリットとも言える離島応援にも積極的に取り組んでおり、離島にて低侵襲手術を行う際にはホンダジェットを活用し、移動時間の短縮により効率よく業務を遂行できるようになりました。
　さらには、近年ロボット支援下手術が進化しており、当科でも胃、大腸などの悪性腫瘍に対して手術支援ロボット「ダヴィンチ」にて行っています。術者は操作台（サージョンコンソール）から3D画像を見ながら4本のロボットアームを遠隔操縦して手術を行います。人間の手では困難な屈曲や回転が可能で精度の高い低侵襲手術を目指しています。傷口が小さいため身体的負担を軽減させ早期社会復帰も可能です。消化器疾患でお悩みの方はご相談ください。