全ての患者さまに、
熟練した専門医による高度ながん医療を実施
専門スタッフがチームとして患者さまの診療を支える

　当院は１９６１年、全国に先駆けてがんの診断及び治療を専門的に行う病院として発足いたしました。以来半世紀を経過、医療のめざましい進歩と増大する医療需要に対処するべく様々な最新治療と医療機器を完備し皆さまの健康を守り続けてまいりました。
　地域の中核医療機関の役割を担うとともに、厚生労働省の指定する「都道府県がん診療連携拠点病院」として高度ながん医療を提供する医療機関です。県民をはじめとする全ての患者さまに、より良いがん医療を提供することを基本理念としています。がん診療に関する技術は日々進歩、高度化し、治療の選択肢は増加しています。患者さまお一人おひとりに、より適した治療を提供し共に歩んでいくことが当院の使命であると考えています。
　標準的ながん診療を基本に、最新の医療技術を学んで導入し、がんゲノム医療の進歩に対応するため、２０１９年にがんゲノム医療センターを開設。２０２０年よりがん遺伝子パネル検査の開始。２０２２年には、外科療法への対応を強化するために手術支援ロボットダヴィンチを導入いたしました。これにより多様な症例への対応力や術後の回復の速さ、身体的負担の少ない手術治療を可能にしています。
　放射線診断部と検査部では高度な検査を駆使し、迅速で精緻な診断に努めて、最新医療機器による高精度の放射線治療を実施しています。さらに、病院全体で多くの臨床試験や治験に参画し、新しい治療法や治療薬の開発に積極的に取り組んでいます。専門的な知識や技術を持ち、熱意と向上心にあふれた多くのスタッフが当院にはいます。それぞれが、感謝と尊敬の気持ちを忘れずに、チームとして患者さまの診療を支えます。皆さまに信頼され、期待されるがんセンターであり続けるために、スタッフ一同さらに研鑽を積んでまいります。どうぞお気軽にご相談ください。