横須賀市立うわまち
病院
心臓血管外科部長
安達 晃一
3学会構成
心臓血管外科専門医
低侵襲心臓手術で高齢者にやさしく
早期の社会復帰を目指します
当院では、2011年から弁膜症の低侵襲手術を先駆けて導入し、21年からは三次元内視鏡システムを導入し、より高品質の手術が可能となっています。また24年より僧帽弁形成術や冠動脈バイパス術の9割以上を側方小開胸アプローチによる低侵襲心臓手術の適応としています。
特に冠動脈バイパス手術においては、17年から低侵襲アプローチを導入し、まだ実施施設が少ない両側内胸動脈や右胃大網動脈に対する動脈グラフトのみを使用した冠血行再建をすることで正中アプローチと同等の再建デザインも可能となっています。低侵襲手術は従来の正中アプローチと比較して術後入院期間が短縮し、縦隔炎が発生しないため、特に高齢者やハイリスク症例にやさしい手術となっています。
冠動脈カテーテル治療とのハイブリッド手術件数も近年増加し、循環器内科と構成するハートチームの役割が治療方針に大きく貢献しています。
25年の新病院移転後は、ハイブリッド手術室での経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)や経カテーテル僧帽弁クリップ手術など、より低侵襲な心臓治療を三浦半島地区で先駆けて導入します。
これにより当院が得意とする低侵襲心臓手術のラインアップが充実し、より患者さまの病態に適合した治療選択が可能となります。
※2024年12月16日掲載時点の情報です。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
病院詳細
神奈川県横須賀市上町2-36
046-823-2630
8:30〜11:30(初診)
※翌日以降の予約電話
平日14:00〜17:00
日、祝、年末年始
https://www.jadecomhp-uwamachi.jp/
ギャラリー
三次元内視鏡による僧帽弁形成術
低侵襲冠動脈バイパス術での両側内胸動脈採取
2025年3月に移転し名称変更
「横須賀市立総合医療センター」
アクセス
JR横須賀線 横須賀駅 より バスにて 文化会館前 下車 徒歩約5分
現在地から病院までのルート >>>
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低侵襲心臓手術で高齢者にやさしく
当院では、2011年から弁膜症の低侵襲手術を先駆けて導入し、21年からは三次元内視鏡システムを導入し、より高品質の手術が可能となっています。また24年より僧帽弁形成術や冠動脈バイパス術の9割以上を側方小開胸アプローチによる低侵襲心臓手術の適応としています。早期の社会復帰を目指します
特に冠動脈バイパス手術においては、17年から低侵襲アプローチを導入し、まだ実施施設が少ない両側内胸動脈や右胃大網動脈に対する動脈グラフトのみを使用した冠血行再建をすることで正中アプローチと同等の再建デザインも可能となっています。低侵襲手術は従来の正中アプローチと比較して術後入院期間が短縮し、縦隔炎が発生しないため、特に高齢者やハイリスク症例にやさしい手術となっています。
冠動脈カテーテル治療とのハイブリッド手術件数も近年増加し、循環器内科と構成するハートチームの役割が治療方針に大きく貢献しています。
25年の新病院移転後は、ハイブリッド手術室での経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)や経カテーテル僧帽弁クリップ手術など、より低侵襲な心臓治療を三浦半島地区で先駆けて導入します。
これにより当院が得意とする低侵襲心臓手術のラインアップが充実し、より患者さまの病態に適合した治療選択が可能となります。