埼玉県立
循環器・呼吸器病センター
循環器内科科長兼
診療部長
宮本 敬史
医学博士
日本循環器学会認定
循環器専門医
豊富な経験、高度な医療技術と知識を駆使した
弁膜症チームによる診断と治療
当センターは1994年の開院以来、心臓疾患、大血管疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などに対応した高度専門医療機関として県北部地域の皆さま方の健康を守り続けてまいりました。また地域の医療機関の皆さまと連携を強化し、スムーズな医療提供体制を構築することで、患者さまにとってより良い医療環境を実現できるよう積極的に取り組んでおり、ハイブリッド手術室をはじめ最新の設備を導入し地域に先進的医療を提供できるよう努めております。
循環器内科では、心臓カテーテル室及び集中治療室などで、365日24時間体制で対応し心臓、肺血管及び大動脈を中心とした循環器疾患を対象に診断と治療にあたっています。狭心症や心筋梗塞などに対して経皮的冠動脈形成術(PCI) 、弁膜症などの心臓構造疾患へのカテーテル治療(TAVI、経皮的僧帽弁接合不全修復システム、左心耳閉鎖術など)、肥大型心筋症に対するカテーテル治療、肺血管のカテーテル治療、下肢血管に対するカテーテル治療など早期社会復帰も可能な低侵襲治療にも積極的に取り組んでいます。特に循環器内科医、心臓血管外科医、専門スタッフによる経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)チームを結成し、県北部地域では先駆けてTAVIを実施、425件※の手術実績があります。開胸しないTAVIは手術時間が短く(手技平均時間は40分)、術後の回復が早いなどが大きな利点があり、高齢の開胸手術が耐えられない患者さまを中心に今後ますます広く普及するものと考えます。悪性腫瘍の方、活動性の感染がある方、認知症が進んだ方などはTAVIの適応は厳しいものになりますが、経皮的大動脈弁バルーン形成術で対応できる可能性があり、患者さまの救命や緩和治療の一助になり得ますので、ぜひご相談ください。
※2018年3月〜2025年5月
※2025年7月28日掲載時点の情報です。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
病院詳細
埼玉県熊谷市板井1696
048-536-9900
8:30〜17:15
土、日、祝
年末年始(12/29〜1/3)
https://www.saitama-pho.jp/junko-c/
ギャラリー
アクセス
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当センターは1994年の開院以来、心臓疾患、大血管疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などに対応した高度専門医療機関として県北部地域の皆さま方の健康を守り続けてまいりました。また地域の医療機関の皆さまと連携を強化し、スムーズな医療提供体制を構築することで、患者さまにとってより良い医療環境を実現できるよう積極的に取り組んでおり、ハイブリッド手術室をはじめ最新の設備を導入し地域に先進的医療を提供できるよう努めております。弁膜症チームによる診断と治療
循環器内科では、心臓カテーテル室及び集中治療室などで、365日24時間体制で対応し心臓、肺血管及び大動脈を中心とした循環器疾患を対象に診断と治療にあたっています。狭心症や心筋梗塞などに対して経皮的冠動脈形成術(PCI) 、弁膜症などの心臓構造疾患へのカテーテル治療(TAVI、経皮的僧帽弁接合不全修復システム、左心耳閉鎖術など)、肥大型心筋症に対するカテーテル治療、肺血管のカテーテル治療、下肢血管に対するカテーテル治療など早期社会復帰も可能な低侵襲治療にも積極的に取り組んでいます。特に循環器内科医、心臓血管外科医、専門スタッフによる経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)チームを結成し、県北部地域では先駆けてTAVIを実施、425件※の手術実績があります。開胸しないTAVIは手術時間が短く(手技平均時間は40分)、術後の回復が早いなどが大きな利点があり、高齢の開胸手術が耐えられない患者さまを中心に今後ますます広く普及するものと考えます。悪性腫瘍の方、活動性の感染がある方、認知症が進んだ方などはTAVIの適応は厳しいものになりますが、経皮的大動脈弁バルーン形成術で対応できる可能性があり、患者さまの救命や緩和治療の一助になり得ますので、ぜひご相談ください。
※2018年3月〜2025年5月