仙台厚生病院
心臓血管外科科長
早津 幸弘
日本外科学会認定
外科専門医
3学会構成
心臓血管外科専門医
高度な医療技術を要する
低侵襲心臓手術(MICS)を実施
当院は、宮城県はもとより、東北全域の患者さんへ高度先進医療・救急医療を24時間体制で提供する地域医療支援病院となっています。
2024年5月、仙台市中心部に「杜の都の次世代型先進病院」をコンセプトに新築移転し、敷地は以前の約3倍の広さになり、医療機器、ハイブリッド手術室など最新設備を完備しました。心臓血管・呼吸器・消化器の3センターをより充実させ、24時間365日の診療で患者さんにより適切な治療方法をご提案できる環境を整えました。
心臓血管外科は早津幸弘科長を中心に計5名の心臓血管外科専門医と臨床工学技士、手術室看護師、ICU看護師、病棟看護師などからなる心臓血管外科チームで、日々連携を密にしてよりよい治療を行えるよう努力しています。また当院の強みの一つに、循環器内科と共に内科・外科の枠組みを越えて、患者さんのためのより適切な治療をチーム医療で追求する体制も整えております。
近年は特に高齢の患者さんが増加傾向にあり、80歳以上の手術も多数行っております。また、治療の低侵襲化が進んでいる昨今、カテーテルインターベンションによる治療(TAVI、マイトラクリップ)が増加していますが、2019年から右小開胸による低侵襲心臓手術(MICS)を積極的に行っています。心臓弁膜症(大動脈弁置換術、僧帽弁置換術、形成術など)、冠動脈バイパス術、心房中隔欠損症などの心疾患に適しているMICSは、胸骨を切開せず右肋骨の隙間に5〜6cm程度の小さな切開を設け、そこから内視鏡と特殊な器具を使って手術を行います。加えて2024年から、ロボット支援下手術を開始しております。傷が小さく、整容性の高い手術で、特に女性では乳房に隠れて目立ちにくい場合があります。術後の痛みが少なく、早期リハビリ・社会復帰も可能です。どうぞお気軽にご相談ください。
※2025年7月28日掲載時点の情報です。詳しくは各医療機関にお問い合わせください
病院詳細
宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1-20
022-728-8000
8:30〜11:00
土、日
https://www.sendai-kousei-hospital.jp/
ギャラリー
アクセス
仙台市地下鉄南北線北四番丁駅より徒歩約6分
JR仙台駅よりタクシーで約10分
現在地から病院までのルート >>>
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高度な医療技術を要する
当院は、宮城県はもとより、東北全域の患者さんへ高度先進医療・救急医療を24時間体制で提供する地域医療支援病院となっています。低侵襲心臓手術(MICS)を実施
2024年5月、仙台市中心部に「杜の都の次世代型先進病院」をコンセプトに新築移転し、敷地は以前の約3倍の広さになり、医療機器、ハイブリッド手術室など最新設備を完備しました。心臓血管・呼吸器・消化器の3センターをより充実させ、24時間365日の診療で患者さんにより適切な治療方法をご提案できる環境を整えました。
心臓血管外科は早津幸弘科長を中心に計5名の心臓血管外科専門医と臨床工学技士、手術室看護師、ICU看護師、病棟看護師などからなる心臓血管外科チームで、日々連携を密にしてよりよい治療を行えるよう努力しています。また当院の強みの一つに、循環器内科と共に内科・外科の枠組みを越えて、患者さんのためのより適切な治療をチーム医療で追求する体制も整えております。
近年は特に高齢の患者さんが増加傾向にあり、80歳以上の手術も多数行っております。また、治療の低侵襲化が進んでいる昨今、カテーテルインターベンションによる治療(TAVI、マイトラクリップ)が増加していますが、2019年から右小開胸による低侵襲心臓手術(MICS)を積極的に行っています。心臓弁膜症(大動脈弁置換術、僧帽弁置換術、形成術など)、冠動脈バイパス術、心房中隔欠損症などの心疾患に適しているMICSは、胸骨を切開せず右肋骨の隙間に5〜6cm程度の小さな切開を設け、そこから内視鏡と特殊な器具を使って手術を行います。加えて2024年から、ロボット支援下手術を開始しております。傷が小さく、整容性の高い手術で、特に女性では乳房に隠れて目立ちにくい場合があります。術後の痛みが少なく、早期リハビリ・社会復帰も可能です。どうぞお気軽にご相談ください。